小松コスモス祭り
神奈川県津久井郡城山
城山のコスモス祭り
Cosの家から(うまくいくと)30分ぐらいのところに、城山湖という湖がある。東電のもっている電力発電用の人造湖なのだが、そのおかげもあって、観光地化されていない静かなお散歩向きの湖で、Cosのお気に入りだったりする。
この城山湖へ行く途中に「かたくりの里」があって、何年か前に行ったこともあるのだが、そのほぼ同じ場所で、「小松コスモス祭り」を毎年のようにやっている。
何回か「行きたい」と思ったことはあるのだが、ちょうど忙しい時期に重なっていたりして 毎年のように断念していたのだが、今年は10月4日、5日のコスモス祭りにあわせて、見に行くことができた。
ただし、そこからコスモス畑までは少しあるかなくてはならない。
といっても臨時駐車場からコスモス畑まではほんの2,3分だから苦にはならない。しかも、コスモス祭りの看板が見えているから、つい足を早めてしまったりもして・・・
コスモス祭りの会場でまず気がつくのがこのコスモスの文字とかかし。
黄色い横断幕があったり、のぼりがあったりするけれど、それよりはこのコスモスの文字「ほぉ」という感じがする。こういうものを作るのは、いかにも休耕田らしくていい。
だが、「かかし」・・・コスモスはカラスや雀がねらうのだろうか?今までにもあちこちでコスモスを見てきたけど、かかしがあったのははじめて(^^;
もしかしたら、花盗人対策かもしれない。
ここのコスモスは休耕田に植えられたものだから、数もそんなに多くはないだろうし、いろいろな種類があるわけでもない。しかし、この小松コスモス祭りではコスモスの摘み取りもできるのだ。
そのせいで、多少は知られているのかもしれない。Cosが行ったときには何人もの人が、この写真の右端にいる人のように、竹筒いっぱいのコスモスをもっていた。
この竹筒は一つ100円で買って、そこに入れた分のコスモスは持ち帰ることができるのだ。
みんながつみ取ってしまったら、後から来た人はコスモスの花が少なくなってしまうだろうに・・・と思うのはCosだけではなかったと見えて、このコスモス畑の一画は「立入禁止」にもなっていた。
もちろん市販の花に比べるとずっと安いから、それをねらって来るという人がいるのかもしれない。
後で分かったことだけど、どうやら近所の人たちには一枚100円也の「つみ取り券」が配布されていたらしい。
道理でつみ取っている人が多かったはずだ。
コスモス畑の横の空き地ではいく張りかのテントがでていて、城山の特産品(なのか?)の販売をしていたり、焼鳥屋さんがでていたり、お祭りの雰囲気を盛り上げるのはかかせないお囃子などもでていた。
テントの数も少なくて、「にぎやか」という雰囲気にはちょっと物足りないものもあったし、売り子の人たちもあんまりなれていない様子がありありと見て取れた。
春のかたくりには観光バスまでもがやってくるし、「特産品の販売」も比較にならないほど大々的だけど、コスモスはそれに比べるとまだまだ小規模
かたくりと違って、コスモスではまだまだ客が呼べないのかも・・・