2001年 立川 昭和記念公園
丘の上までのコスモス
ちょうど満開だったコスモス

 去年に続いて、今年も立川の昭和記念公園へ行ってきた。

 行く前に、知り合いの小学校の先生から「コスモスがきれいだったよ〜」といわれたり、職場の同僚がとったコスモスの写真を見せて自慢されたりなんていうことがあったので、行きたくて行きたくてたまらなかっただ‖^O^‖

 Cosが行ったのは10月21日の日曜日。何しろこのところ忙しくて平日はもちろん、日曜日もなかなか時間が取れないのだ。この日はちょっと曇っていたけれど「今日行かなければ来週は絶対にいけない。なにが何でも行くんだ!!」という意気込みで出かけた。次の週は天気がよければ都心に行くはずだったのだが・・・残念ながら雨だったのでうちでたまっていた家事を・・・

 うちからは電車で行くとちょっと大変なので、車に乗っていくことになるのだが、コスモスの一番きれいなこの休み、下手をすると絶対に駐車場が込んでいるに違いない・・・というわけでがんばって午前中のちょっと早めの時間に出かけた。

 が、案の定 よく知られているたち川口の駐車場はもう満車らしくて、車がいっぱい並んでいる。

 が・・・去年行って知っているCosはその車の列を横目で見ながら北口にあたる砂川口へと向かった。

 予想通り、砂川口はまだ3/4ぐらいしか車がいない。「やったね」と思いながらさっさと駐車場に車をとめる。

 次から次へと園内に入っていく人を見て「さすがに今日運んでいるなぁ」と思いながら入口の自動販売機で入場券を買おうとしたら、なんと券売機のところにシャッターが下りている・・・「えっ、えっ、ここで買うんじゃなかったっけ」とあせっていると係員の人が「今日は無料公開日です」だと・・・

 運がいいのか悪いのかよくわからないけれど年に2回しかない無料公開日のうちのひとつにあたってしまったのだ・・・入場料を払わなくていいのはありがたいけれど、その分人がいっぱいいるということで・・・(^^;

しかもこの日はアートフェスティバル(?)のようなものが開催されていたり、ウォークラリーが開催されていたりして、ますます人がたくさんいる・・・ような気がした

 この公園にはサイクリングロードが完備されていて、自転車の貸し出しも行っているし、自分の自転車を持ち込んでのることもできるので、車に自転車を積んでくる人も結構多い。もちろん、最初から自分の自転車で来る人も多いけれど・・・

もっと近かったら自転車でくるのになぁと思いながらコスモスの丘へ裏から回っていく。次第に空に向かって花を咲かせているコスモスが見えてくる。

去年見たときにはたくさん咲いていてきれいだと思ったのだけれど、今年は一面のコスモスで、空気までもがコスモスになっているような気がするほどだった。

空がちょっと曇っていて「抜けるような青空とコスモス」にはならなかったけれど・・・

 コスモスの丘をしばらく散歩してから丘を下って、お花畑へと向かう。お花畑へ向かう橋を渡ったところにたくさんの自転車がとめてあった。

 予想通り、みんなの原っぱには「人、人、人」。そして満開のコスモスのお花畑の中にも「人、人、人」

コスモスの丘から下ったところにあるお花畑はピンクと赤と白のコスモスが入り乱れて咲いているのだが、そこから見えるみんなの原っぱの反対側のお花畑はどうもピンクや赤ではない花のようだ

黄色のコスモスの向こうは人、人、人 黄色のコスモス

 イエローガーデンという種類のコスモス。お花畑に咲いているのははじめてみた。いわゆる黄花コスモスはどちらかというとマリーゴールドみたいな感じだが、このコスモスはピンクや赤のコスモスの花だけがクリームイエローに近い黄色のコスモス。

Cosは実は黄花コスモスはあんまりコスモスらしくなくて好きではないのだが、このイエローガーデンは清楚な感じもしてなんとなく好きだ。特に花の中心のほうが白くなっているのがなんとなく奥ゆかしさも感じて(^^;

 このみんなの原っぱの南側のお花畑は同じ色のコスモスをまとめて植えてある。

花弁の中心部が白くなっているイエローガーデン  レモンイエローの中にピンクの筋が入っている  イエローガーデンと並んで咲いているところ

かなりくすんだピンクのコスモス  花びらが細くなっていてあまりコスモスらしくない

 このなかで、ピンクのすじの入ったコスモスは一本だけ見るととても素敵なのだが、何本も固まって生えているとどことなく汚らしい感じがする。どうしてだろう?

また、くすんだピンクのコスモスは写真からではあまりわからないかもしれないけれど、なんだか洋服の生地みたいな色の感じがする。が、なんとなく落ち着きがあって一本でもたくさん固まって咲いていてもなんとなく優雅さが漂っている。

最後の花びらの細いコスモスはなんだか技巧的になりすぎていてあんまり好きになれない。どうしてだろう?

 

これに対して、北側のお花畑には背の低い花びらの大きなコスモスが植えてある。よく鉢植えになってているような花のような気がする。

花びらと花びらが重なる会うほどに幅が広く、ちょうどヨーロッパのコスモスの絵にあるような感じのコスモスだ。

確かにきれいなのだが、なんとなくCosの描いているような繊細で弱くそしてたくましいコスモスのイメージとはかなり違う気がする。

コスモスをあちこち見ているうちにあっという間に時間が経ってしまった。そろそろ帰らなくてはいけない時間になったので、再びコスモスの丘へとまわった。このコスモスの丘を抜ければ、いつもと変わりない日常が待っている。

コスモスにも、人にも堪能してしまった一日だった

      


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